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2018-08-01 update

ピアニスト倉澤 杏菜さんインタビュー vol.1

昨年のスガナミ楽器140周年記念 スガナミ・オーケストラ・フェスタに出演されたピアニスト倉澤 杏菜さんにお話しを伺いました。その様子を全5回で連載いたします。

スガナミ・オーケストラ・フェスタ

▼昨年開催されたスガナミ・オーケストラフェスタでは素晴らしい演奏をありがとうございました。出演されていかがでしたか。
スガナミ楽器で勉強させていただいた自分が、スガナミ楽器140周年という記念すべき演奏会に出させていただきただただ光栄でした。感謝の気持ちはもちろん、子どもも大人も楽しめる素晴らしいプログラムの中で、さらに青木さん、土田さんという専門コースの憧れの先輩お二人と同じステージに立てるということはすごく光栄でした。そして自分がなんとかこの演奏会に花を添えられるといいな、そういう風に演奏できるといいな、という気持ちでのぞませていただきました。

▼モーツアルトのコンチェルト(21番)を演奏したことについては?
モーツアルトは昨年20番と23番も弾いたことがあり非常に難しさを感じています。特にこの曲に関しては、音が少ないので譜読みという意味では簡単ですけど、かなりスコアを読み込まなければなりません。どの曲、作曲家でもそうですけど、モーツアルトの場合は、読み込んだら読み込んだ分だけオーケストラと共鳴しあっていけるというところがあるので、モーツアルトを弾く時には準備段階のときに自分の中でオーケストラの音を鳴らすっていう作業をたくさん準備します。
それから、モーツアルトの場合はホールの響きも考えて弾きます。
オペラシティーの大ホールということで、かなりペダリングに関しては抜いて練習します。3楽章に関しては、カデンツァの最初の導入のところでペダルを使ったくらいで、ほぼノーペダルで準備をしました。そういうことで音が浮き出てくるし、それこそ管楽器の方々の発音の仕方に合うピアノのバス(低音)の出し方とか、あの曲に関してはたくさん準備をしてきました。

▼オーケストラの音を頭に鳴らしながら練習するんですね。
それから、いろんなテンポ感で練習すること、2楽章で少しゆったりしたい、ルバートしたいところ、3楽章も少し揺れるところはあるんですけれども、モーツアルトで必ずやるのはメトロノームの確認、テンポで練習することです。まずはオーケストラの人たちの音がそこに入れるような、そういうことも大事だなと思って練習しています。
ソロは自分で全て作り上げられるけど、コンチェルトに関しては、オケの流れとかフレージングとか、オーケストラの方がここはこういう風に演奏したいだろうな、っていうフレージングやテンポ感に合わせられるように準備していくし、ここは自分が絶対に譲らないところとか、ここは自分が動けるところとかっていう分析はしておきますね。
指揮者の三ツ橋さんは本当に素晴らしくて、前日のリハーサルの時から何にも心配することないなっていう安心感で挑めたので、本当になかなかない貴重な経験でした。

▼ピアノはヤマハのCFXでしたが弾かれていかがでしたか。
素晴らしかったです。本当にすごく弾きやすかったし、反応も、自分の思う音が出てきてくれたり、技術面でも力以上のものを出してくれる。そんな印象でした。
ヨーロッパでも評判いいですよね。私がデビューCDを出した時に調律をしてくださったドイツの方なんですけど、彼は自分で色んなピアノを所持していて、調整して、運んで、レコーディングをするっていうスタイルで。一昨年くらいに電話がなって「すっごくいいCFXを手に入れたんだけど、他のピアノと比べてもすばらしくいい音だから弾いてみないか」って。すごく嬉しいです。

2018年の日本での倉澤杏菜さん出演コンサート

相模原市民交響楽団 市民プロムナードコンサート
日時:9/16(日)開場13:15/開演14:00
会場:相模女子大学グリーンホール 大ホール
曲目:ラフマニノフ ピアノ協奏曲2番 他