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2018-08-22 update

ピアニスト倉澤 杏菜さんインタビュー vol.4

昨年のスガナミ楽器140周年記念 スガナミ・オーケストラ・フェスタに出演されたピアニスト倉澤 杏菜さんにお話しを伺いました。
※前回の記事はこちら

ヤマハで学んだこと

 

▼では、アンサンブルがお好きだというお話しで。ヤマハに通っていたということは影響あったのでしょうか
もう100%影響あったと思います。
私は、小学校1年生から専門コースに来て、町田に週二回通っていて。その前は相模原に通っていたんですけれども、小学校に行くよりも週二回のレッスンが楽しみでした。
何がよかったかというと、すごく色々あるんですけども。個人レッスンもありながらグループレッスンで音楽を楽しむ心みたいなものを学びました。
総合的に力をつけてもらえるカリキュラムなのに遊び心があるっていうか…。グループレッスン始まってまずみんなで前に出て音あてとか、声を出して歌って笑いあいながら、もちろんちょっとしたライバルであるかもしれないけれども、すごく仲のいいメンバーだったので、お互いに笑いあいながら力をつけられました。

 

音楽学校に通ってから理論的なこと、和声学とかを学んだときに、そういうのを感覚で全部教え込んでもらっていたことが、今になってよくわかります。「ここがこうでこういう風な理論になっているんだよ、じゃあこの課題をやってみて」という教わり方じゃなくて、小さいときからそういうコード進行であったり伴奏付けであったり音のトレーニングをやっていたので、感覚の中で自分がそれを持っていたので、理論は裏づけをしてくれただけみたいな感じです。
自分の中でハーモニー感が養われたのは…、いま自分が作品を仕上げていく中でも、敏感な音の移り変わり、ハーモニーの変化っていうのに、自分で繊細に反応できるっていうのは「勉強したから」ということじゃなくて、子どもの時からそういう感覚から、耳から入るトレーニングをいっぱいさせてもらったからできることだなって、それは絶対確実にそうだと思います。

 

使っていた教材も、すごくジャンルに富んだ曲がポンポンポンポンって入っているので、飽きることもなかったし、CDが付いているのもありがたかったですね。すごく耳を強くしたと思います。自分で(テキストを)見ながらどんどんどんどん先に進んでいけたし、この曲好きって思うと「ここまで頑張ってやろう」というのもあったし、小さい時に外せない有名な曲、大事な曲もしっかり入っていました。ヤマハで制作されたそれぐらいの子の手の大きさに合った曲、―そういうのってなかなかないんですよ!―手のちっちゃい子にとってはヤマハの曲が散らばっているのは(子どもにとっても)負担が少ないし、和声的にも豊かです。
音階であったり、ハノンの小さい形だったり、そういう練習曲もあるし本当に総合的に勉強できました。学生の時には理論的なものを理論的に入る必要がなかったっていうのもそうだし、理論は後付けですね。

 

それから、自分が演奏活動しているなかで室内楽やコンチェルトを作り上げていく時にグループレッスンで相手の音を聴く力とか、相手に寄り添う心みたいなものを「そうしなさい」とかじゃなくて、やわらかい考えの中で自分の感覚の中で勉強していけたので、それが今自然にできる。室内楽をやっていても、自分がもう自動的に相手の音を歌って、ああ、この人こういう風に弾きたいんだなって持っていけたりするのは、ヤマハで培った経験がすごく大きいと思う。
アンサンブルの時、専門的なことがわかっていないなくても、自分がこのパートをひいていて「うるさいのかな?」っと思って音量を下げたり、自分のパートをやってきてあわせたら「あ、こんな音になるんだ、でもなんかぐちゃぐちゃだった。」で、みんなでもう一回合わせてみたりとか、バランスを調整することによって聞こえ方が違ったりとかっていうことを小さい時から勉強できたから、今があると思います。

 

▼素晴らしいお話しですね。感覚(指導)の中で学んだという言葉が出てきたのがすごいと思います。耳から自然に蓄えが出来てくるっていうのは本当に大切ですね。

 
2018年の日本での倉澤杏菜さん出演コンサート

相模原市民交響楽団 市民プロムナードコンサート
日時:9/16(日)開場13:15/開演14:00
会場:相模女子大学グリーンホール 大ホール
曲目:ラフマニノフ ピアノ協奏曲2番 他