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2015-08-21

倍音を聴いてみよう!‐コラム27

【倍音を体感してみよう!】
倍音って言葉は知っているけど、いまいちピンこない方。倍音が鳴っているのを一度聞いてみませんか?

 

言葉だけは有名なのに、実体を耳で知っている人は意外と少ない“倍音”。

今回はその倍音を実際に聞いてみましょう!

もし静かな環境でピアノを触れる方は実際にやってみて下さい。
※アコースティックピアノを使って下さい。

 

【倍音を実際に聞いてみよう♪】

まず、鍵盤の真ん中のドから2個下のド(ヘ音記号の下第2線)を
そっと弾いて、鍵盤を押したまましばらく耳を澄まして下さい。

そのまま、
なるべく静かな環境で、
じ~~~~~~っくりと、
そのドの音を聴きながら、真ん中のドのすぐ下のソの音をイメージしてみて下さい。
(ちょっとだけソを弾いてもかまいません)

すると、あら不思議!

弾いていないはずのソの音が聞こえてきませんか?
気のせいではありませんよ。
実際に鳴っているんです。

コレが倍音の実体です。

最初はなかなか聴こえないかもしれません。
聴き取るコツは、鳴っているはずの音程をイメージする事です。

だまし絵のような感じで、一度聴こえると次からはすぐ分かるようになります。

真ん中のドのすぐ下のソの音が聴こえたら、
次は真ん中のドの長3度上のミの音をイメージしてみましょう。

かすかな音なので、
実際に弾いたドの音がだいぶ弱くなる頃にフワっと浮かび上がってきますよ。

ミが聴こえたら、
次はその短3度上のソ、
さらにその短3度上のシ♭、
さらにその長3度上のレの音と、
チャレンジしてみて下さい。

上の方はかなりかすかで、
10メートル先の蜘蛛の糸を見つけるくらいの感じではありますが、
コツさえつかめばきっと聴こえるはずです♪

 

【どうして鳴っているの?】

実際に聞いてみると、とっても不思議なことだと思いませんか?

なぜ弾いてもいない音が鳴っているのでしょう?

今回弾いた低いドの音は、
ハンマーに叩かれた弦が、
その長さ全体が振動する事で鳴っています。

しかし弦の振動も複雑なんですね。

実はこの時、
弦の半分のポイントが節になって
その両端が振動する、
半分の弦長の振動も発生しているのです。

同じように、3分の1、4分の1と、細かい振動が代わる代わる発生します。

そして弦の振動は、
長さが短くなるほど“小刻み”になります。
細かいたくさんの振動はより高い音を鳴らします。

そして半分の弦長による振動は、
弦全体の振動の2倍の振動数を持ちます。
3分の1の弦長は3倍、
4分の1は4倍と、
整数倍の振動(=音)が次々と発生するのです。

この同時に発生する
整数“倍”の振動数を持つ“音”が
倍音というわけですね。

今回の例で具体的にお話しましょう。

最初に直接弾いた低いドを基音と言います。

この基音の2倍の振動数の音(第2倍音)は
この基音の1オクターブ上のドです。

最初に聴いていただいた倍音のソの音は
3倍の音(第3倍音)です。
以降、4・5・6・7・8・9倍の音が
ド・ミ・ソ・シ♭・ド・レと重なっていきます。

ピアノは弦の振動ですが、
管楽器のように「空気の柱」の振動でも
同じ現象は発生します。

特にホルンは倍音が豊かなので、
もし近くにホルンを吹ける人がいたら、
何かロングトーンを吹いてもらうと
ピアノよりも倍音が聴き取りやすいですよ。

いかがでしたか?
倍音は実際に聞こえましたか?

今回ご紹介した“倍音”。
音楽のと~っても大事な要素の1つです。

アタマだけでなく実際に感じていただいて、
音楽の喜びを深めていただけたら幸いです。

 

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