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2015-07-30 update

ドラムスティックの2種類の持ち方をご紹介!‐コラム20

【ドラムスティックの握り方は何が違う?】
ドラマーさんの手は左右同じ人と違う人がいます。アレって何が違うのかご存知ですか?

 


Photo by jikatu

ドラムのスティックの持ち方には2種類あるのをご存知ですか?

今回はこのドラムスティックの握り方“グリップ”をご紹介します。
それぞれのグリップにはどんな違いがあるのでしょうか?

 

【左右が同じマッチド・グリップ】


マッチド・グリップ(ウィキペディアより)

左右の持ち方が同じ、マッチしてるからマッチド・グリップといいます。
こっちのグリップの方が多いと思います。

左右で同じ持ち方をするので、左右の音色をそろえやすいのが特徴です。

またパワーを出しやすく、タムやシンバルなど離れた楽器も叩きやすいです。

 

そしてもう1つのグリップ

【左右が違うレギュラー・グリップ】


レギュラー・グリップ(Wikipediaより)

どちらかと言うと少数派の持ち方ですが、こちらが“レギュラー”なんですね。
トラディッショナルグリップとも言います。

このグリップは歴史が古いです。
昔の軍楽隊から使われてきたグリップです。

どうして左右で持ち方が違うのでしょう?
同じ持ち方の方が自然だとは思いませんか?

これには理由があったのです。

その昔、軍楽隊の太鼓は普通にぶら下げると足に当たって行進の邪魔でした。
そのため太鼓を右側に傾けて、足に当たらないようにしていたのです。

その傾きに対応するため、このようなグリップになったと言われています。


Photo by Elvert Barnes

このグリップはジャズやフュージョン系のドラマーさんに多く見られます。

左右の持ち方が全く異なるので、左右の音色をそろえづらい点があります。

また左手はちょうど、うちわのように手首の回転を使って叩きます。
そのため、前の方の楽器や遠くの楽器はちょっと叩きにくかったりもします。

しかし長所もあります。
スティックを低い位置から軽く落とすタップという叩き方があります。
これがやりやすいので、繊細なフレーズや装飾的な叩き方には向くと言います。

 

【では、どっちがいいの?】

スタイルの違いなので、どちらが優れているという話ではないかもしれません。
プロのドラマーさんの中には曲によって使い分ける方もいます。

しかし初心者さんの場合は、まずはマッチドグリップがおススメです。


Photo by Denzil

 

【レギュラーグリップに憧れる人も!?】

さて、今回ご紹介した2つのグリップ。
一度マッチドを習得してからレギュラーの練習を始める人もけっこういます。

そしてよく挙げられるその理由として、決して少なくないものがあるんです。

なんだと思いますか?

それは
「なんとなくカッコイイから!」

ホントです。コレけっこうよく聞きます。
なんちゃってレギュラーのパターンですね。

良いと思います、ハイ。
それで良いのではないでしょうか。

そもそも楽器って、だれかに憧れて始めることが多いじゃないですか。
「あれかっこいいな~!」って。

「かっこいいから」は十分な理由です。

やっぱり気分って大事だと思います。
自分がいい気分で叩けることって、とっても大事なのではないでしょうか。

あなたはどう思いますか?

※入口はあくまでマッチドがおススメです。

 

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