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2015-07-09 update

ピアノの鍵盤の色は当初白黒が逆だった!‐コラム13

【ピアノの鍵盤は当初白黒が逆だった!】
白鍵が黒で、黒鍵が白だった時代があります。鍵盤の色に見るおどろきの過去とは?

 

 

【最初は黒白だったピアノの鍵盤】

ピアノの鍵盤は白鍵と黒鍵でできています。
実は、ピアノが生まれた当初は鍵盤の白黒が逆だった事をご存知ですか?

今の美しい白鍵部分が真っ黒だったのです。
今と比べるとけっこう衝撃的な配色ですね。

【昔の黒白から今の白黒へ】

最初は黒白だった鍵盤が、今の白黒になったのは19世紀だと言います。
ピアノの誕生は18世紀の初期なので、ざっとその100年後くらいですね。

どうしてそれまでの黒白から入れ替わったのでしょうか?


ワルター社、1805年頃製のレプリカ(Wikipediaより

 

・白を基調にした方が見た目が良いから。
・財力を誇示する為に、象牙でできていた白鍵をたっぷり使った。

など、理由は諸説あるようですが、確かな理由は分かっていないのです。

むしろ逆に、最初はなぜ黒が基調だったのかという事も気になりませんか?
今の白黒の方が美しいとは思いませんか。

この理由もまた諸説あります。

・象牙を少なくしてコストを下げるため。
・女性の手の白さをきわ立たせるため。
・鍵盤を軽くするため(黒の材料の黒檀の方が軽かった)。

といった理由があったようです。

ただ、実は当時はチェンバロやオルガンの鍵盤も黒ベースが標準だったのです。
鍵盤といえば黒白だったので、ピアノもそれにならったのかもしれませんね。

【黒白のさらに前はナント!?】

実は、このハナシにはまだ先があります。

なんと、黒白時代のさらに前には白黒時代(今と同じ)があったのです!
ややこしいですねー。

一体何があったのでしょうか?

その白黒鍵盤は、クラヴィコードというピアノの祖先のような楽器でした。


クラヴィコード『レパント』音楽博物館、パリ(Wikipediaより

クラヴィコードの鍵盤素材は、黒鍵はチェンバロと同じ黒檀を使いました。
しかし白鍵は象牙ではなく、薄い木の板だったのだそうです。

何でもこの木の板、弾き込むうちににどんどん黒ずんできたのだとか。

白鍵⇒茶鍵。
マ、マズイですよね、さすがに。
茶黒では見分けがつきません。

本当?って言いたくなりますよね。
なんともお粗末というか、生々しい話です。ニスみたいなものは無かったのでしょうか。

それで、変色を防ぐために、白鍵部分に象牙を使うようになったのだそうです。
しかしその後、前述の理由により白黒が黒白に入れ替わったのだとか。

う~ん、何とも都市伝説のような話ですね。

 

【まとめると】

という事で、鍵盤の色の変遷をまとめると

白黒(茶黒) ⇒ 黒白 ⇒ 白黒

となります。
変わり目に生きた音楽家はさぞ気持ち悪かったのではないでしょうか。

歴史は繰り返すと言います。
もしかしたら、いつかまた黒白に戻る日が来るかもしれませんね。

いや、いっそ他の色にしてみては?
白と朱色とかどうでしょうか?
スタイリッシュでかっこいいと思います♪

 

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